海や川で遊んだあと、
そのまま乾かして終わりにしていませんか?
実は、洗い方や干し方を間違えると
型崩れしたり、浮かびにくくなることもあります。
この記事では、
正しいお手入れ方法を
Q&Aのようにやさしくご紹介します。

なんとなくやってました…!
ライフジャケットの洗い方の基本
なぜ洗うのか?
海水・川・汗・砂などがついたままだと、
生地が傷んだり、浮力が落ちたりすることもあります。
少し面倒でも、
遊んだ後は水で流すのが安心です。
塩分や砂が残ると、
ファスナー・ベルト・金属パーツが傷む原因にもなります。
手順① まずは水道水ですすぐ
水道のシャワーで
全体をまんべんなく洗い流します。
ポケットの中やベルトの裏側など、
見落としやすいところも忘れずに。
手順② スポンジで軽くこする
汚れが残っていたら、
柔らかいスポンジやタオルで
軽くなでるように洗います。
洗剤を使うなら、
中性〜弱アルカリ性の食器用洗剤を薄めて。

形が崩れる原因になるって知らなかったです。
やってはいけない洗い方
やっていいこと | 避けたいこと |
---|---|
水道水でやさしくすすぐ | 高圧洗浄機で吹き付ける |
柔らかい布で拭く | 洗濯機に入れる |
ぬるま湯〜常温の水で | 熱湯・乾燥機を使う |
浮力材の構造と耐熱について
子供用のライフジャケットには、
発泡スチロールやEVAなどの素材が
中に入っています。
これらの素材は熱に弱いため、
直射日光・車内放置・ストーブのそばなど
高温になる場所は避けましょう。
70℃を超えるような環境では
発泡体が変形する可能性があります。
普段の保管も気をつけたいですね。
洗ったあとの乾かし方と注意点
基本は陰干し
洗い終わったあとは、
日陰でしっかり乾かすのが基本です。
直射日光に当てると、
生地の色あせや浮力材の変形が
起こる可能性があります。
できるだけ
風通しの良い場所を選びましょう。

それが逆効果なんですね。
乾燥時間とコツ
夏場なら2〜3時間でも乾きますが、
表面だけで判断するのは危険です。
浮力材の中までしっかり乾かすようにしましょう。
ポケットやファスナー部分も
開いて風を通すのがコツです。
干すときは逆さにして吊るすと、
中の水分が抜けやすくなります。
保管のポイント
しっかり乾いたら、
湿気の少ない場所に保管しましょう。
おすすめは、押し入れやロッカーの上段など。
注意したいのは
高温・直射日光・重い物の下敷きです。
やっておきたい確認項目
・ファスナーやベルトに砂が残っていないか
・金具がサビていないか
・持ち手・反射材・ホイッスルが壊れていないか

使うときは意外と気づかないかも…!
買い替えの目安は?
子供の体格が変わったときだけでなく、
使い続けているうちに浮きにくくなってくる
というケースもあります。
浮力材のチェック方法
ペチャンコにへたっていたり、
表面がボロボロになっていたら、
そろそろ交換時期かもしれません。
また、試しに水に浮かべたときに
明らかに浮きが悪いと感じたら注意。
体重に合っていても、
浮力材が劣化していたら
うまく機能しないこともあります。
買い替えタイミングの目安
・購入から2〜3年が経っている
・使用頻度が多く、摩耗が目立つ
・浮かせる力が弱くなってきた

「ちょっと不安だな」って思った時点で
迷わず交換したいですね。
よくある質問Q&A
バケツに浸けて洗う必要はある?
しっかり水道水ですすげばOKですが、
隙間に砂や泥が入り込んでいる場合は、
バケツや浴槽に浸してから軽く振ると
よりきれいに仕上がります。
ただし、
もみ洗いはNGです。

軽く動かすくらいがいいんですね。
直射日光で干してもいい?
短時間ならOKですが、
できれば日陰で風通しのよい場所を選びましょう。
長時間の直射日光は
生地の退色や浮力材の変形につながることがあります。
乾燥機やストーブで乾かしても大丈夫?
乾燥機・ヒーター・ストーブはNGです。
熱によって素材が縮んだり、
変形するリスクがあります。
車の中も高温になりやすいため、
放置は避けてください。
乾いているかどうかの見分け方は?
表面が乾いていても油断は禁物。
中の浮力材が湿っていると、
重さやニオイに変化が出ます。
少しでも不安なら、
追加で干すのが安心です。

中が重くてまだ湿ってた…なんてことも。
まとめ
ライフジャケットは、
お子さんが水の中で安心して遊ぶための、
とても大切なアイテムです。
使ったあとは洗う、
乾かしてからしまう、
これだけでも長持ちしやすくなります。
そして、
もし少しでも不安があったら、
思い切って買い替えるのも選択肢。
買い替えの目安は、
使用年数だけでなく
「浮かび方がおかしい」「形が崩れてきた」などの体感もヒントになります。
信頼できるブランドのものや、
ベルト・ホイッスル・反射材など
安全面が整ったモデルを選ぶと安心です。

ちょっとしたことで寿命も変わるんだなって思いました。
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