「広口ビンから液体を
こぼさず移す方法」って、
意外とみんな苦戦してますよね。
わたしも梅酒を移すときに
盛大にこぼしてしまって、
台拭き3枚使いました…。
でも、やり方や道具をちょっと工夫するだけで
驚くほどスムーズに注げるようになるんです。
ここでは、誰でもすぐ試せる工夫や
キッチンで役立つ便利グッズを
わかりやすく紹介していきます。
なぜこぼれる?広口ビンの盲点
広口ビンがこぼれやすいのには
ちゃんと理由があります。
・注ぎ口が定まらない
・表面張力で外壁を伝う
・空気が抜けず勢いがつく
この3つが重なると、
液体はコントロールしにくくなります。
「漏斗を使ってもこぼれる」
そんな声もよく聞きます。
失敗の原因はたいてい、
・漏斗のサイズがビンと合ってない
・先端が短く、外に伝ってしまう
・ビンと漏斗の間に隙間がある
液体を一気に注ぐと、
漏斗の内部に空気がたまって逆流します。
ゆっくり少しずつ注ぐのがコツ。
まず試したい簡単ハック3選
① 箸で“即席スパウト”にする
SNSでも話題の方法です。
ビンのふちに菜箸を1本当てて
その箸を伝わせるように液体を注ぐと…
驚くほどまっすぐ流れます。
しかも漏斗いらずで、
洗い物も減ってかなり便利。
② クッキングシートで漏斗を作る
紙をくるっと円すい状に丸めるだけ。
使い捨てできて衛生的ですし、
ビンのサイズに合わせて調整もしやすいです。
③ 空気穴を作って流れを安定
液体を注ぐときに、
上部に小さな空気穴を作っておくと、
中の圧が逃げて液体の勢いが安定します。
理科の実験みたいですが、
やってみると本当に違います。
便利グッズと代用品のおすすめ
① シリコン製のやわらか漏斗
広口ビンにピタッとフィットして、
変形できるのが魅力。
たたんで収納できるのも便利です。
長めの注ぎ口タイプなら、
液体が外に伝いにくくなります。
② 注ぎ口付きのオイルボトル
オイルやドレッシング用の細口ボトルを使えば、
液体の流れをコントロールしやすくなります。
こぼれたくないときにおすすめ。
③ スポイト・ピペット系
理科の実験で使うような
スポイトやピペットは、
実はキッチンでも活躍します。
1滴単位でコントロールしやすく、ドレッシングやハーブオイルの移し替えにぴったり。
④ 小さめのおたま(レードル)
少しずつすくって別の容器に移せるから、
こぼれにくいです。
梅酒やピクルス液など、
しっかり量を見ながら移したいときに便利です。
注ぎやすさのカギは
「口径」「注ぎ口の長さ」「密着性」。
できるだけビンに合った形状を選びましょう。
用途別おすすめの方法
梅酒やピクルスなどの保存液
液体の量が多いときはレードルで少しずつ。
漏斗を使うときは、
先端の長いものを選ぶと安定します。
ドレッシング・オイル類
小さな容器に入れるときは、
スポイトか注ぎ口付きボトルがぴったり。
1滴単位で調整したいときは、
ピペットがあると安心です。
少量の調味料
クッキングシートで作った
即席漏斗で十分対応できます。
一時的な作業なら、
使い捨てできる素材の方が洗い物も減って楽です。
まとめ 失敗しない4箇条
① 漏斗はビンの口に合ったサイズを選ぶ
② 急がず、少しずつ注ぐ
③ 箸やスポイトなども使って流れをコントロールする
④ 無理せず、使いやすい方法を見つける
「自分にとって使いやすい」がこぼさないためのいちばんの近道です。
道具も工夫も、気楽に選んでOK。
うまく注げるようになると、
保存や仕込みの作業もグッと気持ちよくなりますよ。
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