【8月版】3歳児の個人記録!水遊び・夏祭り・生活習慣がわかる実例たっぷり!

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この記事では、「3歳児の8月の個人記録」に悩む保育士さんに向けて、保護者にしっかり成長が伝わる例文集と書き方のコツをご紹介します。プール遊びや夏祭りといった行事はもちろん、水分補給や着替えなど生活面の成長、友だちとの関わりや言葉の発達まで、具体的な記録例を30パターン以上掲載。さらに、記録を書く際に注意したい言い回しや、家庭との連携をスムーズにするポイントも徹底解説します。忙しい毎日の中でも、すぐに使える実践的な内容ですので、ぜひ最後までご覧ください。

  1. 3歳児の8月の個人記録とは?書き方と押さえるべき基本ポイント
    1. 個人記録の目的と役割(保護者・園内共有)
    2. 8月特有の記録ポイント(行事・健康・成長)
    3. 記録を書く前に知っておきたい注意点3つ
  2. 生活面で見られる成長【例文3パターン】
    1. 水分補給・暑さ対策での自立
    2. 着替え・汗ふきの習慣化
    3. 休息や健康意識の芽生え
  3. プール・水遊びでの成長記録【例文3パターン】
    1. 水に親しむまでの過程と成長
    2. 友だちとの協力・関わり方
    3. 安全意識・ルールを守る行動
  4. 夏祭りや制作活動で育つ社会性【例文3パターン】
    1. 準備段階での関わりと主体性
    2. 行事当日の張り切る姿・自信
    3. 異年齢児とのふれあい・優しさ
  5. 友だち・社会性の成長を捉えた記録【例文3パターン】
    1. トラブル解決に挑戦する姿
    2. 遊びの誘い方・協力する場面
    3. 異年齢児との関わりと憧れ
  6. 健康・安全意識の芽生えを記録する例文【3パターン】
    1. 危険予測と自発的な注意行動
    2. 友だちへの声かけ・助け合い
    3. 自分の体調変化に気づく姿勢
  7. 表現・言葉の発達が見える記録【例文3パターン】
    1. 体験を言葉で表現する力
    2. 友だちとの会話・やり取り
    3. 自分の気持ちや考えを伝える場面
  8. 8月の個人記録を保護者に伝える書き方・コツ
    1. 「成長のプロセス」を伝える表現
    2. 家庭との連携ポイント
    3. 記録で気をつけたいNG例と言い換えテクニック

3歳児の8月の個人記録とは?書き方と押さえるべき基本ポイント

8月は、3歳児にとって「夏ならでは」の行事や活動が盛りだくさんの時期です。その一方で、暑さや体調面の変化にも注意が必要なため、個人記録を書く際には、生活面・行事参加・健康面など、多角的な視点が求められます。この章では、まず個人記録の基本と、8月特有のポイントを整理していきましょう。

個人記録の目的と役割(保護者・園内共有)

個人記録は、単なる「できたこと」の羅列ではなく、子ども一人ひとりの成長プロセスを見える化する大切な保育記録です。

目的 具体例
保護者への共有 「園でどんなことができるようになったか」を家庭でも感じられるように
園内での連携 保育士同士で子どもの成長や配慮点をスムーズに共有するため
子ども自身の記録 一人ひとりの成長軌跡を残し、次のステップを考えるため

特に3歳児は「自分でやってみよう」という自立心が芽生える時期なので、その気持ちに寄り添った記録が重要です。

8月特有の記録ポイント(行事・健康・成長)

8月ならではの個人記録の視点を押さえておくことで、より具体的で伝わりやすい記録が書けます。

ポイント 着目すべきエピソード
行事への取り組み 夏祭りの準備や当日の様子、制作活動での関わり方
健康・安全意識 水分補給・休息を自ら行う姿、プールでの安全行動
社会性・協調性 友だちや異年齢児との関わり、トラブル解決に挑戦する場面

「8月らしい体験」の中に、どんな成長が表れているかを具体的に書くことがポイントです。

記録を書く前に知っておきたい注意点3つ

  • 事実+気づき+次の期待をセットで書く(例:「水筒を自分で持つ→意識が芽生えた→今後は汗ふきも自分で」)
  • ネガティブなこともポジティブ表現に変換する(例:「すぐ疲れる→自分の体調に気づける」)
  • 記録は“保護者も子どもも読んで嬉しい”文章を意識する

この3点を意識するだけで、個人記録の質がぐっと上がります。

生活面で見られる成長【例文3パターン】

8月は暑さとの闘いが続く時期ですが、そんな中でも3歳児たちは生活習慣を身につけ、自立心を育てていきます。この章では、水分補給や着替え、休息といった生活面での成長を捉えた個人記録の例文を3パターンご紹介します。

水分補給・暑さ対策での自立

エピソード 記録例文
喉が渇いたら自分から水筒を持って行動 「喉が渇いたときに自分で水筒を取りに行き、保育者に『お茶飲むね』と伝えてから水分補給をする姿が見られた。」
水遊びの後、自分で休息を取ろうとする 「水遊び後に『ちょっと疲れたから座るね』と自分で木陰に行き、休息を取る様子があった。」
友だちに水分補給を促す姿 「遊びに夢中になっている友だちに『お茶飲んだ?』と声をかける姿が見られ、周囲への気配りも育っている。」

着替え・汗ふきの習慣化

エピソード 記録例文
汗をかいた後、自分から着替えに取り組む 「汗をかいて『べたべたするから着替える』と保育者に伝え、自分から着替えようとする姿が見られた。」
タオルで汗を拭く習慣が身についてきた 「活動の合間に自分でタオルを使い、顔や首元を拭く姿が日常的に見られるようになっている。」
畳む・片付けるまで意識が向く 「着替えた服を丁寧に畳んでロッカーに片付けるなど、身の回りの整理整頓にも意欲的に取り組んでいる。」

休息や健康意識の芽生え

エピソード 記録例文
疲れを感じたときに自ら休息を取る 「活動の途中で『ちょっと休むね』と自分から保育者に伝え、無理をせずに休憩を取る姿が見られた。」
体調変化に自分で気づく力 「『ちょっと頭が暑い』と保育者に伝え、体調の変化に自分で気づける場面が増えてきた。」
体調管理を意識した行動 「『今日はいっぱい水飲むね』と暑さ対策を意識した発言が聞かれるなど、健康への関心が芽生えている。」

生活面での小さな自立が、子どもたちの大きな成長につながることを意識して記録に残していきましょう。

プール・水遊びでの成長記録【例文3パターン】

3歳児にとってプールや水遊びは、心も体も大きく成長する絶好の機会です。この章では、水に親しむ過程や友だちとの関わり、安全意識の芽生えなど、プール活動を通じた具体的な個人記録例を3パターンご紹介します。

水に親しむまでの過程と成長

エピソード 記録例文
顔に水がかかるのを嫌がっていた 「最初は顔に水がかかるのを嫌がっていたが、保育者と一緒に手で水をすくって顔を濡らす遊びをするうちに、少しずつ笑顔で楽しめるようになった。」
水遊びに積極的に参加するように 「友だちが楽しそうに遊んでいる姿を見て『ぼくも入りたい』と自らプールに入り、遊びに参加する姿が見られた。」
水しぶきを自ら楽しむ姿 「『もっと水かけて!』と笑顔で声をかけ、友だちや保育者と一緒に水しぶきをかけあう姿が見られ、積極的に楽しむようになった。」

友だちとの協力・関わり方

エピソード 記録例文
友だちと魚釣りごっこ 「魚釣りごっこでは、釣り糸が絡まって困っている友だちに『こうやるといいよ』と優しく声をかけ、一緒にほどく姿が見られた。」
バケツリレーで協力する姿 「友だちとバケツリレーをしながら『次は〇〇ちゃんね』と順番を意識して遊びに参加していた。」
一緒に楽しむ喜び 「『一緒に水鉄砲しよう!』と友だちを誘い合いながら、笑顔で遊ぶ姿が見られ、協力して楽しむ喜びを味わっていた。」

安全意識・ルールを守る行動

エピソード 記録例文
プールサイドでの安全行動 「『プールの周りは走らないんだよね』と自ら確認し、滑らないように気をつけながら歩く姿が見られた。」
ルールを友だちに伝える姿 「水遊びのルールを守っていない友だちに『順番だよ』と優しく声をかける姿があった。」
保育者の話をしっかり聞いて行動 「プール活動前の約束事を静かに座って聞き、『次はこうするんだよね』と自分で確認する様子が見られた。」

プール活動を通じて見られる子どもたちの成長の瞬間を、しっかりと記録に残していきましょう。

夏祭りや制作活動で育つ社会性【例文3パターン】

夏祭りや制作活動は、3歳児が社会性や協調性を育む絶好のチャンスです。準備段階から当日まで、友だちとの関わりや主体的に行動する姿がたくさん見られます。この章では、そんなエピソードを記録する例文を3パターンご紹介します。

準備段階での関わりと主体性

エピソード 記録例文
提灯制作での協力 「夏祭りの提灯制作では『〇〇ちゃん、一緒に絵を描こう』と友だちを誘い、相談しながら作業に取り組む姿が見られた。」
自分から役割を探して行動 「夏祭り準備の際に『ぼくもテーブル運ぶよ』と自ら保育者に声をかけ、進んで手伝う様子が見られた。」
友だちへの声かけ・サポート 「制作中に困っている友だちに『こうやると上手に貼れるよ』と優しく教えてあげる姿が印象的だった。」

行事当日の張り切る姿・自信

エピソード 記録例文
浴衣や甚平を着て意欲的に参加 「浴衣を着て『今日はお祭りなんだよ!』と友だちに話しかける姿が見られ、行事を楽しみにする気持ちが伝わってきた。」
盆踊りで堂々と踊る姿 「盆踊りでは最初の練習で戸惑っていたが、本番では笑顔で大きく手を振り、堂々と踊る姿が見られた。」
屋台ごっこでのやりとり 「屋台ごっこでは『いらっしゃいませ』『これください』と役になりきり、友だちとのやりとりを楽しむ姿が印象的だった。」

異年齢児とのふれあい・優しさ

エピソード 記録例文
年下の子に手を貸す姿 「年下の子がうちわ作りで困っているときに『こうやって持つんだよ』と優しく手を添えてあげる姿が見られた。」
年上の子への憧れと挑戦 「年上の子が作ったお面を見て『ぼくも作りたい』と挑戦し、最後まで集中して取り組む姿が印象的だった。」
年下の子と一緒に踊る姿 「盆踊りの際に年下の子と手をつなぎ、『いっしょに踊ろう』と声をかけてリードする姿が微笑ましかった。」

行事や制作活動は、子どもたちの社会性や協調性がグッと伸びる瞬間が詰まっています。そんな成長をしっかり記録していきましょう。

友だち・社会性の成長を捉えた記録【例文3パターン】

3歳児は「友だちと一緒に遊ぶ楽しさ」を知り始める時期です。しかし、時には意見がぶつかることもあります。この章では、トラブル解決に挑戦する姿や協力し合う様子を記録する具体例を3パターンご紹介します。

トラブル解決に挑戦する姿

エピソード 記録例文
おもちゃの貸し借りでのやり取り 「遊びたいおもちゃが重なりトラブルになった際に、『順番に使おう』と自分から提案し、友だちと仲直りする姿が見られた。」
遊びのルールを相談して決める 「ごっこ遊び中にルールでもめた際、『どうしようか?』と友だちと話し合いながら折り合いをつけようとする姿が印象的だった。」
保育者に助けを求める力 「自分たちだけで解決できないときには『先生、ちょっと手伝って』と素直に助けを求める姿も見られた。」

遊びの誘い方・協力する場面

エピソード 記録例文
遊びに誘うときの言葉がけ 「『いっしょにやろう』と声をかけて友だちを遊びに誘い、自分から関わろうとする姿が増えてきた。」
協力して遊びを進める 「砂場で大きな山を作る際、『ここを手伝って』と友だちに声をかけながら協力する様子が見られた。」
順番や役割を意識する 「滑り台遊びでは『次は〇〇ちゃんの番ね』と順番を守り、周囲にも声をかける姿が見られた。」

異年齢児との関わりと憧れ

エピソード 記録例文
年上児の真似をして挑戦 「年上のお兄さんが遊んでいる縄跳びを見て『ぼくもやってみたい』と挑戦し、一生懸命跳ぼうとする姿が見られた。」
年下児への思いやり 「年下の子が困っている場面で『大丈夫?』と優しく声をかけ、手伝おうとする姿が印象的だった。」
年上児に教わる姿勢 「年上の子から遊びのやり方を教わりながら『こうやるんだね』と嬉しそうに真似する姿が見られた。」

トラブルや関わりの中で育まれる社会性や協調性の成長を、具体的なエピソードで記録していきましょう。

健康・安全意識の芽生えを記録する例文【3パターン】

3歳児は、夏の活動を通して「自分の健康や安全に気づく力」がぐんと伸びる時期です。この章では、危険予測や友だちとの助け合い、自分の体調に気づく行動を捉えた具体例を3パターンご紹介します。

危険予測と自発的な注意行動

エピソード 記録例文
プールサイドでの安全行動 「プールサイドでは『ここは滑るからゆっくり歩こう』と自ら確認し、慎重に行動する姿が見られた。」
遊具での注意喚起 「遊具の順番待ちの際に『押すと危ないからね』と友だちに声をかけ、周囲の安全にも配慮する姿があった。」
活動前の確認行動 「水遊びを始める前に『バケツはここに置くんだよね』と安全ルールを自ら思い出して行動する様子が見られた。」

友だちへの声かけ・助け合い

エピソード 記録例文
熱中症対策の声かけ 「遊びに夢中になっている友だちに『お茶飲んだ?』と声をかけ、休息を促す姿が見られた。」
ルールの再確認を促す 「プール遊び中に『順番だよ』と友だちに優しく伝え、みんなが安全に遊べるよう意識する様子があった。」
困っている友だちへのサポート 「靴が脱げて困っている友だちに『手伝うね』と声をかけ、一緒に直す姿が印象的だった。」

自分の体調変化に気づく姿勢

エピソード 記録例文
疲れた時の自己申告 「『ちょっと疲れたから座るね』と自分から保育者に伝え、無理をしない行動ができていた。」
暑さを感じた時の行動 「『今日は暑いから水いっぱい飲む』と自分で考えて水分補給を行う姿が見られた。」
体調異変の早期申告 「『頭が少し痛いかも』と早めに保育者に伝え、自分の体調変化に敏感に気づけるようになってきた。」

安全や健康に対する“気づき”の瞬間を大切に記録することで、子どもの成長がより鮮明に伝わります。

表現・言葉の発達が見える記録【例文3パターン】

3歳児は「伝えたい」「聞いてほしい」という気持ちが強くなり、言葉や表現力がぐんぐん伸びる時期です。この章では、体験を語る力や会話のやりとり、気持ちを伝える場面を記録する具体例を3パターンご紹介します。

体験を言葉で表現する力

エピソード 記録例文
虫探し体験を語る 「園庭で見つけたセミを『こっちの木に止まってたよ』と嬉しそうに保育者や友だちに報告する姿が見られた。」
収穫体験での会話 「育てたトマトを収穫しながら『赤くなったから食べごろだね』と自分の言葉で伝える姿が印象的だった。」
水遊びで感じたことを表現 「『冷たくて気持ちいいね』と遊びの中で感じたことを言葉にして伝える様子が見られた。」

友だちとの会話・やり取り

エピソード 記録例文
遊びの誘いかけ 「『一緒に作ろうよ』と友だちに声をかけて遊びを始め、自分から関わりを持とうとする姿が増えてきた。」
相談しながら遊ぶ様子 「『どっちにする?』と友だちと話し合いながら、お店屋さんごっこの役割を決めていた。」
ルールの確認・提案 「『じゃんけんで決めよう』とルールを提案し、友だちとのやり取りを楽しむ姿が見られた。」

自分の気持ちや考えを伝える場面

エピソード 記録例文
嬉しいことを伝える 「『できたよ!見て!』と作ったものを保育者に見せ、自信に満ちた表情で気持ちを伝える姿があった。」
困ったときに気持ちを伝える 「『これ、うまくできない』と素直に保育者に伝え、助けを求める姿が見られた。」
思いを自分の言葉で伝える 「『わたしはこっちが好き』と自分の好みや考えをはっきりと伝える場面が増えてきた。」

子どもたちの「伝えたい」気持ちを尊重し、記録に残すことが、言葉の発達を支える大切な視点です。

8月の個人記録を保護者に伝える書き方・コツ

せっかく丁寧に書いた個人記録でも、保護者に「伝わる」ものでなければ意味がありません。この章では、8月の記録を書く際に意識したいポイントや家庭との連携につながる伝え方のコツをご紹介します。

「成長のプロセス」を伝える表現

保護者は「できるようになったこと」以上に、「どう成長してきたのか」というプロセスを知りたいものです。

NG表現 良い言い換え例
プール遊びが好きになった。 最初は顔に水がかかるのを嫌がっていましたが、友だちと水しぶきをかけ合ううちに、少しずつ水遊びが楽しくなり、今では自分からプールに入る姿が見られます。
着替えができるようになった。 汗をかいたときに『気持ち悪いから着替える』と自ら声をかけ、少しずつ着替えの順番を覚えながら取り組んでいます。

「できたこと」+「その前後の気持ちや行動」を意識して書くことで、成長がよりリアルに伝わります。

家庭との連携ポイント

園での記録を家庭とどう結びつけるかも重要です。記録に「おうちでも〜している様子があれば、ぜひ教えてください。」と一言添えることで、保護者が会話しやすくなります。

  • 「おうちでも水分補給の声かけを一緒に続けてみてください。」
  • 「最近のおうちでの好きな遊びも、ぜひ教えてください。」
  • 「自分でできることが増えていますので、お手伝いなどの機会もおすすめです。」

保護者が園との関わりを持ちやすくなる言葉選びがポイントです。

記録で気をつけたいNG例と言い換えテクニック

NG表現 適切な言い換え
すぐに泣いてしまう。 気持ちが敏感で、自分の思いを強く伝えようとする姿があります。
わがままを言うことがある。 自分の思いをしっかり伝えようとし、折り合いをつける練習をしています。
ルールを守れないことがある。 遊びに夢中になるあまり、ルールへの意識が薄れる場面がありますが、声かけを通じて気づく姿が増えています。

ネガティブな表現は成長の途中経過として前向きに言い換えることで、保護者も安心して受け取れます。

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