「1mmの雨ってどれくらい?
傘って必要かな…?」
そう思ったこと、
一度はありますよね。
天気予報でよく見る
「降水量1mm」。
でも実際どのくらい濡れるのか、
イメージしづらい方も
多いと思います。
この記事では、
1mm〜10mmの雨がどんな感じか、
体感レベルでわかるように
やさしく解説していきます。
降水量1mmってなに?
降水量1mmは、
1㎡の地面に1リットルの水が
降った状態を表します。
牛乳パック1本分の水が
正方形1mの地面に落ちる感じです。
気象庁では0.5mm単位で観測し、
0.4mm以下は「0.0mm」扱いになります。
つまり「1mm」と表示されても、
実際には1.0〜1.9mmの
可能性があるということ。
思ったより濡れるのは
そのせいかもしれません。
1mmの雨、どれくらい濡れる?
見た目は「小雨」ですが、
あなどれないレベルです。
①5分以内
顔や手にパラパラ当たる程度。
傘がなくても我慢できる人もいます。
②10〜15分
髪や肩がしっとり。
服によっては中まで湿ることも。
③30分以上
びしょ濡れ確定レベルです。
1mmの雨でも、
通勤や通学などで長時間外にいれば
意外としっかり濡れます。
降水量ごとの体感まとめ表
以下に、降水量ごとの体感・傘の必要性・地面の様子をまとめました。
降水量 | 体感 | 傘の必要性 | 地面の様子 |
---|---|---|---|
0.5mm | ほぼ感じない | 基本不要 | ほぼ乾いている |
1mm | 顔や髪がしっとり濡れる | 持っていると安心 | うっすら濡れる |
2mm | 明らかに雨と感じる | 傘が必要 | まだ水たまりはできない |
3mm | 短時間でも不快 | 傘がないとつらい | 小さな水たまりができる |
5mm | しっかり濡れる強めの雨 | 傘は必須 | 水たまりが目立ち始める |
10mm | ザーザー降りで濡れやすい | 傘だけでは不十分 | 一面に水たまり |
傘はいる?いらない?
「1mmなら平気かな」って、
思っちゃう日もありますよね。
でも実際には、
傘があったほうが安心。
✔ 大事な荷物がある
✔ 髪型やメイクが気になる
✔ 外を15分以上歩く予定
そんなときは、
迷わず傘を持つのがおすすめです。
「1mm予報」でも実際は
1.9mm近くなることがあります。
折りたたみ傘があると安心です。
足元や持ち物にも影響
アスファルトは濡れて
色が濃くなり、滑りやすくなります。
紙袋やダンボールは
ふにゃふにゃになりやすく、
布の靴は水を吸ってしまいます。
新聞や書類など、
濡らしたくないものは
防水袋に入れておくと安心です。
2mm・5mm・10mmの雨の違い
ここからは、
1mmよりもさらに強い雨について、
体感と傘の必要性の違いを解説します。
2mmの雨 はっきり「雨」と感じるレベル
1mmと比べると、
明らかに「降ってる」とわかるのが2mmの雨。
顔や服にしっかり当たる感覚があり、
徒歩3分でも傘がないと濡れます。
2mm以上になると、
ほとんどの人が傘を使い始めます。
5mmの雨 傘があっても濡れる
レインコートやブーツが欲しくなるレベル。
傘をさしていても、
足元や服の裾がじんわり濡れてしまいます。
夕立や急な強い雨も、このくらいの量で降ることが多いです。
10mmの雨 外出を迷うレベル
いわゆるザーザー降りです。
傘だけでは対応が難しく、
レインコート・長靴・防水リュックなどの装備が必要になります。
雨音が屋内でも聞こえるほどなので、
無理な外出はできれば避けたほうが安心です。
10mmの雨では、
自転車や歩行時の安全性も下がります。
予定変更も視野に入れましょう。
まとめ!1mmの雨を軽く見ないで!
「1mmくらいなら大丈夫」
そう思って出かけて、
思った以上に濡れた経験はありませんか?
実は1.9mmの可能性もあるので、
小雨とはいえ油断は禁物。
荷物がある日や長時間外にいる予定があるときは、
迷わず傘やレインウェアを準備しておきましょう。
天気予報の「降水量」は、
数字以上に体感に差が出ることも。
予報を活用して、
少しでも快適に過ごしましょう。
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